昭和45年 ~ 昭和49年

昭和45年(1970年)

  4月 1日 2代目園長に尾関格司氏が就任。

  6月   トラの爪切りをはじめて行う。

  7月   浦河、足寄、室蘭に移動動物園を開設。

  8月   サファリキャンプを開催。

  9月   野外ステージ落成。
        インドゾウのナナがナウマン象の発掘地忠類村ヘナウマン
        象の墓参りに行く。

・飼育動物数(4月1日現在)114種527点

・動物舎の新設 キジ舎(現猛禽舎)、ラクダ舎、育雛舎。

・主な動物の購入、交換及び保護 ギンギツネ、ダチョウ、フタコブラクダ、チンパンジ                      ー、スミレキジ、コクチョウ、コブハクチョウ、インド                      ガン、マガン、エゾシマフクロウ、タンチョウなど。

・主な施設及び遊具の受贈 ステージ用拡声装置(山田建設KK)、パーゴラ(北海道                  協同乳業KK)、ステージ用垂幕(中央ライオンズクラブ)                 、チェアータワー(株式会社 三栄)、ステージ用中垂幕(京                  屋呉服店)、ゴーカート5台(北海道新聞社)、ステージ用                  背景垂幕(小山クリーニング店)、水飲場(第一貨物KK)

 

昭和46年(1971年)

  4月   動物園敷地拡張71,500平方メートルになる。

  9月   動物カーニバルに於いてインドゾウのナナと子供達30人と
        の綱引きを行い、インドゾウに軍配があがる。

 12月   エゾナキウサギの長期人工飼育(18ケ月)に成功。

・飼育動物数(4月1日現在)117種592点

・動物舎の新設 キリン舎

・主な受贈動物 アミメキリン2点(鈴木 樹)、アネハヅル4点(ソビエト連邦)、ハリネ           ズミ2点(ソビエト連邦)

・主な動物の購入、交換及び保護 シェットランドポニー、ダチョウ、ヒシクイ、エゾシマ            フクロウ、タンチョウ

・主な施設及び遊具の受贈 パーゴラ(帯広ライオンズクラブ)、水飲場(第一貨物KK)                 、ポール及びアーチ(長崎屋)

 

昭和47年(1972年)

  7月   ブタオザル(オス、5歳)が脱出し付近の人家に侵入、3時間
        後無事収容する。

  9月   キリンの蹄切りをはじめて行う。
        姉妹都市アラスカ州スワード市よりリチャードソン市長夫妻が
        来園(帯広市開基90年、市政施行40年記念式典に出席)。

 10月   帯広競翔連合会と動物園の共催により登別市を放鳩地とし
        て300kmの鳩レース大会を開催。

 12月   ホッキョクグマの人工冬ごもり実験。(30日間)
        アカツクシガモ、日動水協より繁殖賞を受賞。

・飼育動物数(4月1日現在)117種833点

・動物舎の新設 ムース舎(現ポニー舎)、カバ舎

・主な受贈動物 カバ1点(第一貨物KK)、ヒグマ1点(登別クマ牧場)

・主な動物の購入、交換及び保護 フンボルトペンギン、オオヅル、インドトキコウ、ト                      ド、グラントシマウマ

・主な施設及び遊具の受贈 パーゴラ(帯広専門店会)回転時計塔(東北海道いすゞ                  自動車KK)

 

昭和48年(1973年)

  7月   開園10周年記念行事を開催。
        姉妹都市アメリカ、アラスカ州スワード市よりムース(ヘラジカ)
        3点の寄贈を受け、

  9月   リチャードソン市長の来園を得て贈呈式が行われた。

  8月   200万人目の入園者に記念品を贈呈。
        シベリヤオオカミの仔(大五郎)の人工哺育に成功。

 12月   ホッキョクグマの人工冬ごもり実験を行う(39日間)。

・飼育動物数(4月1日現在) 110種925点

・動物舎の新設 シマウマ舎、サル舎。

・主な受贈動物 マントヒヒ1点(旭山動物園)、マントヒヒ1点(上野動物園)、バーバリ           ーシープ4点(上野動物園)、カンガルー1点(円山動物園)、ブタオザ           ル3点(野毛山動物園)、チンパンジー1点(小中ペットライン)、アカノ           ガンモドキ1点(東洋園)、インドゾウ1点(第一貨物KK)、ムース3点(           アラスカ州スワード市)

・主な動物の購入、交換及び保護 クロヅル、アカノガンモドキ、カンムリワシ、ベニイ                      ロフラミンゴ、チリーフラミンゴ、カンムリヅルなど。

・主な施設及び遊具の受贈 チビッコの家(北海道農協乳業KK)

 

昭和49年(1974年)

   ・インドゾウ(メス、2歳、ノン)の調教開始。

  7月   3代目園長に田代広和氏が就任。

  8月   親子サマーキャンプをはじめて開催サマースクール再開

  9月   日動水協北海道ブロック飼育技術者研究会を開催。

 12月   ホッキョクグマの仔誕生。(約60日間生存)
        アミメキリンの長女(サッちゃん)誕生。
        エスキモー犬の民間払い下げ開始。

・飼育動物数(4月1日現在) 110種873点

・主な動物の購入、交換及び保護 カナダガン、アカノガンモドキ、クロヅル、カンムリ                      ワシ

・主な施設及び遊具の受贈 シートパーゴラ(水晶堂メガネ店)、自動遊具(第一貨物                  KK)、ボギー220型電車(長谷川産業KK)

・遊具の新設 ニュートラバント、アストロジェット、メリーゴーランド(以上リース)、中型         自動乗物。