動物園の歴史
平成26年
平成25年
平成24年
平成23年
平成22年
平成21年
平成20年
平成19年
平成18年
平成17年
平成16年
平成15年
平成14年
平成13年
平成12年
平成11年
平成10年
平成9年
平成8年
平成7年
平成6年
平成5年
平成元年~
平成4年
昭和60年~
昭和63年
昭和55年~
昭和59年
昭和50年~
昭和54年
昭和45年~
昭和49年
昭和40年~
昭和44年
出来るまで~
昭和39年
昭和34年(1959年)
10月 「帯広市民動物園造成友の会」が市民有志によって結成され動
物園づくりについて趣意書を作成、広く市民によびかけた。事務
局を公民館におく。(準備委員:高野秀三、大江健、三宅勝、亀谷
勉他7名)
11月 公民館祭の協賛行事として、動物アトラクション(移動動物園)を
札幌市円山動物園の協カにより行う。
チンパンジー、カンガルー、アシカなどが、旧帯広小学校講堂及
び畜産大学体育館を会場に種々の芸を披露し市民の好評を博し
た。
夢の動物園コンクール作品募集を行う。内容は動物に関する作
文、画、写真、歌詞について作品を募り審査を行った。夢の小箱
(募金箱)を市内の銀行など5ケ所に設置、PRにつとめた。
その他委員が随時、街頭募金を行う。
昭和35年
4月 「帯広市動物園建設期成会」が発足する。(会長 高野秀三、副
会長 伊藤経作 小室吉助 森山牧 理事 伊藤勉 大江健
他18名 監事 小田豊四郎 野沢武司
5月 小鳥の村談話会を開催(公民館)
期成会独自の動物園建設計画を作成する。
建設場所:市内大川町(十勝川河畔一帯)
面 積:18,000坪(約60,000平方メートル)
建 設 費:65,000,000円
飼育動物点数:65種 292点
職 員:園長以下20名
入 園 料:大人30円 子供10円
建設年次:昭和37年~42年までの6カ年計画。
昭和36年
5月 円山動物園の協力により、移動動物園を市内緑ケ丘児童遊園地
で行う。(カンガルー、ワニ、鳥類など約15種)
以上、市民サイドの動物園建設運動に呼応して、一方市側は下
記のような建設の準備に入る。
7月 動物園建設基本調査のため先進地動物園(規模中位以下、日立
、秋田等5ケ所)視察、市議会文教厚生委員長 荘田清一、教育
委員長 角田隆一等一行6名。
11月 本格的な建設計画に着手、位置は緑ケ丘公園か鈴蘭公園かで
論議が多かったが、緑ケ丘公園は、将来、緑ケ丘墓地のつつじ丘
霊園の移転に伴い、動物園拡張の余地が残されている等有利な
面が多いことから、最終的に現位置に決定。
建 設 費:50,000,000円程度とし、遊園地の併設を基本とする。
建設年次:昭和37年~39年までの3カ年計画とし、開園は昭和
38年を目途とする。
建設基本設計を北海道開発コンサルタントに委託。総工費設計
全額 52,000,000円
昭和37年
4月 動物園建設事務担当を、それまでの教育委員会社会教育課から
建設部土木課に所管替。
6月 緑ケ丘公園ボート池付近に、市内各有志に委託飼育中の動物(
キツネ、タヌキ、エゾシカ、エゾフクロウ等)を集め小動物飼育を開
始する。
10月 市債借入認可を得、直ちに建設に着手。土工事、給排水工事、
電気工事、動物舎(小獣舎、猛獣舎等)、事務所、調理室等。
昭和38年
6月 購入動物の到着、小動物飼育施設からの動物移動、開園に備え
る。
以上のような経過のなかで動物園建設期成会は動物園完成のの
ち、園内に国旗掲揚塔を寄贈することを申し合わせて解散する。(
同時点の現金残高166,216円)
昭和38年(1963年)
7月 13日 開園
開園時の規模
面 積 48,000平方メートル
動物舎 鳴禽舎、野鳥舎、猛獣舎(現トラ舎)、チンパンジー舎、小
獣舎、狐狸舎、サル舎、カンガルー舎、シカ舎(現ラクダ舎)、アシ
カプール、サル山、エゾシカ放養場、総合動物舎、鶉鶏舎、ロック
ガーデン動物数 ヒグマ、アカカンガルー、トラ、ライオン、ヒョウ、
エゾシカ、ニホンザル、タイワンザル、カリフォルニアアシカ、ロバ
、オオバタン、コクチョウ、アカコンゴウインコ、クジャクバト、エゾシ
マフクロウなど合計20余種 約80点
遊具 メリーゴーランド、豆汽車
職員数5名(飼育係3名、管理係2名)
臨時職員数10名(売札、遊具運転など)
入園料 大人30円 中人20円 小人10円
・ 主な受贈動物 ヒグマ1点(中川一郎)アカカンガルー2点(中川
一郎)トラ2点(大野伴睦)ライオン2点(円山動物園)ヒョウ1点(円
山動物園)エゾシカ3点(青年会議所)
・ 主な動物の購入、交換及び保護 カリフォルニアアシカ、チンパ
ンジー、ロバ、アミメニシキヘビ、アカコンゴウインコ、オオバタン、
コクチョウ、クマタカ、エゾシマフクロウ、クジャクバト、インドクジャ
クなど。
昭和39年(1964年)
4月 1日 初代園長に高橋久道氏就任
4月 入園料改定大人50円 中人20円 小人10円
5月 主要な動物の愛称を広く市民より公募する。(アシカ、チンパンジ
ー、ロバ、インドゾウ、ライオン、カンガルー、トラ)
6月 動物を計る会を開始、現在に至る。
7月 動物写生画コンクールを開始、現在に至る。
11月 耐寒訓練を開始
インドゾウ、トラ、ライオン、ヒョウ、カンガルー、ロバ、インドクジャ
クなどを対象として、北国の酷寒に耐え得る限界に挑戦する。
・ 飼育動物数(4月現在)60種180点
・ 動物舎の新設 ゾウ舎、フライングケージ、ペンギン池
・ 主な受贈動物 オオサマペンギン1点(円山動物園)ヒグマ1点(
円山動物園)シロテテナガザル1点(内木宮多良)ヒムネオオハシ
3点(円山動物園)
・ 主な動物の購入、交換及び保護 モモイロペリカン、ルリコンゴ
ウインコ、カンムリヅル、マガン、インドガン、ハイイロガン、チン
パンジー、マントヒヒ、フタコブラクダ、インドゾウ、フンボルトペン
ギン、オジロワシ、アカツクシガモ、コブガモ、セイケイなど。
・ 遊具の新設 人工衛星盤、空中観覧車
・ 主な施設及び遊具の受贈 国旗掲揚塔(動物園建設期成会)
ブランコ(物井鉄工場)パーゴラ(帯広ライオンズクラブ)