今回は、
「似ていて違いがよくわからない」
と、いわれることの多い
2組の動物の違いを取り上げてみました。
よく似ていると思われがちな
動物たちも くわしく調べると
実は、さまざまな違いがあります。
そして、その違いの大きさを
表す場合によく使われるのが
「イヌとネコと同じくらいの違いがある」
という言葉です。
「イヌ」と「ネコ」は 広くなじみのある動物なので
全く違う動物だということが 理解されています。
しかし、逆に なじみのない動物たちは
どんなに生態が違っても
外見さえ似ていれば
「似た動物」として扱われてしまいます。
つまり、極端な言い方をしてしまえば
「似ている」と感じるのは
それだけその動物たちのことを
「知らない」ということにもなります。
私たち人間が ひとり一人
その顔も 性格も 違うように
動物たちのことを 知れば知るほど、
「似ている動物たち」は
「違う動物たち」と なっていくと思います。
今回の内容で 動物たち、
そして 動物たちには欠かせない
自然の環境について
今まで以上に
興味を持っていただけたら
とても うれしいです。