動物の生態や、動物園ならではのお話を交えながら、
アイヌと動物との関わりを学ぶイベントが開催されました。
まず、ゴマフアザラシがホッケを食べる様子を観察。
一方、アイヌはどのようにアザラシを利用してきたのでしょうか。
帯広百年記念館の内田祐一学芸員からのご紹介です。
肉や皮だけでなく、胃袋なども加工され、余すところなく利用していたのですね。
(写真のアザラシの皮でできたブーツは、アイヌのものではありません。)
さて、同じく帯広百年記念館の池田亨嘉学芸員からは
動物の形態や生態について伺いました。
ここでは、エゾフクロウの足や羽に隠されたヒミツに迫りました。
そして、「サル山」を観察。
意外にも「サル」という言葉は、アイヌ語に由来しているという説が有力だそうです。
思いもよらないところに、アイヌとのつながりがあるのですね。
「アイヌ語で動物園かんさつ」は来年度も開催されます。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。