例年帯広百年記念館と合同で行っているアイヌ語で動物園かんさつが
今年はワークショップを加えて行われました。
午前中に実施したワークショップの講師には
財団法人アイヌ民族博物館の岡田恵介学芸員にお越しいただきました。
まずはシカ笛についての説明や、他の呼び笛の紹介などがあり、
早速作成にかかります。
今回作成したシカ笛はホオノキを削り、
カスベの皮を貼り、
シカの腱で作ったヒモでくくり作られました。
出来上がると早速鳴らす練習です。
午後の部で実際にシカに鳴らすとあって、真剣に練習しました。
午後のアイヌ語で動物園かんさつは
帯広百年記念館の学芸員2名、動物園職員2名の解説を聞きながら
園内を回りました。
そしてメインイベントのエゾシカにおけるシカ笛吹き。
練習を重ねた子供たちが鳴らすとこの通り。
シカは気になるようです。集まってきました。
その後も
フクロウ舎ではフクロウの爪や翼の標本を見ながら、
アザラシ舎ではニヴヒ民族の方が作られたアザラシ皮でできた靴を触りながら
アイヌ民族や北方民族と動物たちの関係について
解説を聞きました。