遠くはるばる沖縄から講師をお迎えし始まった「水鳥たちのウェットランド食堂」。
今回講師をしてくれたのはNPO法人海の自然史研究所の平井和也さんです。
通称ミスターピース。
さて、この体験教室はどんなものなのか。
第1部ではウェットランドについて考えます。
それはズバリ「湿地」
そして、湿地ではどのような事が起きているのかビデオを見ながら学習します。
湿地にはさまざまな動植物が存在し、
豊かな生態系が築かれていることを学びます。
そして、その生態系の一部である水鳥に着目していきます。
最初はみなさん緊張気味。
ところが、
第2部ではみんな水鳥になってみよう!ということで、
特徴的なクチバシの代わりとして
それぞれにピンセット・はし・スプーンが渡され、
胃の代わりとしてコップが渡されました。
「ヨーイ ロータイド(干潮という意味)」
の合図とともに、湿地に見立てた青いシートにばらまかれた餌を取ります。
エサを取ったら数えます。
ピンセットくちばし鳥・はしくちばし鳥・スプーンくちばし鳥
それぞれのチームの結果をグラフで表しました。
にぎやかです。
参加してくれたみなさんが一気に打ち解けあいました。
第2部の最後では、まとめとしてキーコンセプトが発表されました。
ちょっと難しい言葉もあったけれど、ゲームを通して体感したことで
理解を深めることができましたね。
第3部は動物園の中の水鳥を探し、クチバシの形を書くワークシートを実施。
これまでのお話を踏まえ、みなさん真剣に観察していました。
特に特徴的なペリカンとフラミンゴのクチバシについては担当職員からお話し、
体験教室「水鳥たちのウェットランド食堂」は終了しました。