6月6日12:45
エゾシカの赤ちゃんが誕生しました。
お母さんは白い耳標をつけたシンディです。
朝から他の個体とは離れて横になることが多かったお母さん。
出産が近いと思っていたら、
11:45頃から分娩が始まり、1時間で出産となりました。
誕生後間もなく授乳を確認。
その後、何度も転びながら立ち上がり、歩きだしました。
エゾシカの赤ちゃんは野生下では茂みなどに身を潜め、
授乳の時にだけ母親と一緒にいます。
動物園でも例外ではなく、普段は物陰に隠れており、
ご覧いただけない事が多いかと思われます。
ですが、もう少し大きくなると親と一緒に行動するようになりますので、
元気に動き回る様子がご覧いただけるようになります。
この赤ちゃんの妊娠は、
昨年の11月の帯広畜産大学との共同研究における
エコー検査により判明していました。
赤い丸の部分がこの赤ちゃん、おおよそ4週くらいの頃です。
当時の大きさ約13mm。
大きく育ち、無事に誕生しました。