10月30日午後、人工哺育中だったアシカの赤ちゃんが亡くなりました。
アシカの赤ちゃんは6月26日に誕生し、明るい話題を提供してくれました。
しかし、生後6日目に母親が急死し、その後飼育員による人工哺育が続けられました。
当初、哺乳瓶からミルクを飲むことを拒んでいたものの、飼育員の試行錯誤の末、無事に哺乳瓶からの授乳に成功しました。
夏には泳ぎの訓練が行われ、徐々にアシカらしく成長していきました。
ところが、9月の末頃からミルクを飲んだり飲まなかったり、体調も一進一退を繰り返すようになりました。
獣医、飼育員が懸命の治療にあたりましたが、残念ながら衰弱により死亡しました。
これにより、当園でのアシカはタケル(オス19歳)1頭の展示となります。
2009.7.15 生後約3週間の頃