2009年 9月 24日

フラミンゴのヒナに足環を装着しました。

9月24日13時。

ついにヒナたちには初めてとなる足環装着の日がやってきました。

装着するのは今年生まれの3羽。

なぜ、足環が必要なのか・・・。

それは個体識別のためです。

そう、すでに2羽目と3羽目はほぼ同じ体格となり(2週間も間あいてるのに)

見分けがつきにくくなっています。

余談ですが、1羽目と2羽目は1週間しか違わないのにはっきりと大きさに違いがあります。

 

まずは早速捕獲です。

初めての捕獲にささやかな抵抗をしていましたが、あっという間に御用です。

今年の末っ子は左足に赤の足環を付けました。

こうして3羽とも無事に装着が完了。

 

さて、余談2です。

こんな時しか撮れない写真がありました。

それはアップの写真です。

フラミンゴのクチバシは縁がクシのようになっています。

本来小さなプランクトンや藻類をエサとしているため、それらをこのくちばしでこし取って食べているんです。

そしてもう1枚。

水かきの裏側です。

成鳥になるとピンク色になりますが、まだヒナのうちは白いですね。

フラミンゴは成長するにしたがい、赤みを帯びていきます。

足が色づくには数年かかるようです。

なんたって、フラミンゴは長生きですからね。