6月20日(土)に今年度4回目の小学4~6年生を対象とした1日飼育体験を行いました。
前回同様、午前メニューは各担当者について動物の飼育をしました。
エサ作りは包丁を使うため、静かに真剣に慎重に。
キリンのエサやりも高いところですから、慎重に気をつけて。
ゾウのウンチは重いから、がんばって一輪車のバランスを保って。
お昼までは参加者それぞれ慣れない飼育作業を精一杯がんばりました。
さて、午後メニューは・・・
今回の参加者は5名ということでちょっとした工作を行いました。
でも、まずその前にお楽しみタイム。
普段はこんなに近くで見られないキリンにエサを与え、舌の長さにみんな関心していました。長い舌で上手に巻き取って食べていますからね。
ホッキョクグマでは肉のほか、サカナ、イカ、りんご、にんじんをあっちこっちに隠します。でも、普段あまりさわらないイカやサカナはなかなか上手に持てません。それでも、あちこち知恵をしぼって置いてみました。
この日は熊本産メロンもありごちそうです。
エサを設置したあとはピリカが食べる様子を観察しました。
「僕が置いたエサが一番に食べられた。」
「私のエサが一番に食べられた。」
そんな話声が飛び交いましたが・・・真相は残念ながら存じません。
でも、みんなが置いたエサは全部ピリカが食べています。
そして、このあとの作業の前段としてヒツジのモココに会いに行きました。
モココは毛刈りをしたため、モコモコではありませんでした。
その毛はどうなったのかといえば・・・
その前に
ちょっとだけ家畜はどんな動物か、ヒツジはどんな利用方法があるかをお勉強しました。みんな真剣。
さて本題です。今日のメインは『モココの毛でフェルトボールをつくろう!』です。
すでに、洗ってカーディングを済ませた羊毛をフェルティングニードル用の針でツンツン刺していくだけです。
こんな感じに。
さすが小学生の発想は素晴らしい!
洗った羊毛はピンク、キイロ、ミドリの3色に染め、シロを含めた4色から選んでもらおうと考えていたのですが、混ぜるという発想は当日子供たちがやりだすまで職員は気づきませんでした。
短い時間の中で、一生懸命ツンツンして全員とりあえず完成。
ヒモをつけてストラップ風にしたのでメガネにぶら下げる、カバンにつける、学校で自慢するなどさまざまなご意見でした。
最後は時間がなく、バタバタとなりましたが、園長から修了証を手渡され、4回目の1日飼育体験は終了しました。